ストレッチの目的と、効果のご紹介!
2024.10.28

2025.11.30
坐骨神経痛-ざこつしんけいつう-
腰から足先にかけて伸びる「坐骨神経」が圧迫や刺激を受けることで、腰・お尻・太もも・ふくらはぎ・足先に痛みやしびれが生じます。
日常生活での姿勢や動作を見直すことで、改善や予防が期待できます。
目次
坐骨神経は、坐骨を通りおしりの梨状筋を抜け、足へ向かう末梢神経のひとつです。末梢神経は脳と骨髄からなる中枢神経と体の各部を結び、体を自由に動かしたり、温度を感じたりする伝導路で3つの神経から構成されています。
・運動神経
脳から指令を送り、体の各部位を動かす神経
・知覚神経
痛みや温度などの感覚を、皮膚・筋肉・関節を介して中枢に伝える神経
・自律神経
意思とは無関係に、内臓・血管・腺などの機能を調整する神経
・おしりから下肢にかけて痛みがある
・長時間立っているのがつらい
・腰を反らすと下肢に痛みやしびれを感じることがある
・おしりの痛みが強く、座り続けることが困難
・歩くと下肢に痛みが出るため歩けなくなるが、休むと歩くことが出来る
・体をかがめると痛みが強くなる
痛みの表現も様々で、しびれは「ビリビリ」「ピリピリ」「チクチク」「ジンジン」などがあり、痛みは「ズキズキ」などがあります。
・椎間板ヘルニア
背骨のクッションである椎間板が飛び出し、腰椎の神経を圧迫し坐骨神経が起こります。
・脊柱管狭窄症
背骨の中にある神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、神経が圧迫され坐骨神経痛が引き起こされます。
・梨状筋症候群
お尻の深い部分にある梨状筋が硬くなり、坐骨神経を圧迫します。
・その他の原因
長時間の同じ姿勢、運動不足、中腰での作業など、腰へのストレス。
【姿勢】
・座るときは深く腰かけ、背筋を伸ばして骨盤を立てる。
・長時間座る場合は、1時間に1回は立ち上がって軽く体を動かす。
・立っているときは、体重を両足に均等にかける。
・寝るときは、膝の下にクッションを入れるか、抱き枕を抱えて腰への負担を軽減する。
【腰への負担】
・中腰や前かがみになる姿勢を避ける。
・重い物を持ち上げるときは、体勢に気をつけて持ち上げる。
・コルセットなどで腰を保護する。
【運動、筋力トレーニング】
・ウォーキングやストレッチなど、無理のない範囲で体を動かす習慣をつける。
・腹筋や背筋をバランスよく鍛え、筋肉を強化する。
・お尻の筋肉や太ももの筋肉をストレッチする。
【生活習慣の見直し】
・肥満にならないように、栄養バランスの取れた食事を規則正しく摂る。
・体を冷やさないように注意し、血行をよくする。
坐骨神経痛の予防にはストレッチが必要です。
ご自宅でできる簡単なトレーニングをご紹介します。
症状に関して、疑問点等などございましたら、お気軽に、あい鍼灸院・接骨院 までご相談ください。

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