寒くて寝れない原因と、ぐっすり快眠する方法とは。
2025.11.25

2025.12.25
疲れとは?
心身に負荷がかかりすぎたことで、身体能力が低下した状態です。
体の疲れを自覚する感覚は「疲労感」とよばれますが、思うように動けないのであれば、体が危険を発しているサインです。
これ以上、負荷がかかると心身に害をおよぼす可能性があるため、しっかり疲れを取る必要があります。
目次
人間の体は、「交感神経」と「副交感神経」からなる「自律神経」によって維持されています。心身に負荷がかかると副交感神経の機能が低下し、自律神経のバランスが崩れて不安やだるさを引き起こします。
また、このとき免疫系の細胞から分泌されるたんぱく質による炎症や、神経伝達機能の抑制が起こり、疲労を感じやすくなります。また、物理的なストレスや心的ストレスによって生活習慣病の原因ともいわれている活性酸素が体内に蓄積されます。蓄積された活性酸素は、正常な身体活動を阻害し、疲労感の原因となります。
【末梢性疲労】
末梢性疲労は、体を動かすことで生じる疲れです。スポーツで体を動かした後や長時間のパソコン作業で、体がぐったりする状態になります。
末梢性疲労では、筋肉のエネルギーの枯渇や血流の低下、内臓機能の低下といった影響がでます。内臓の疲れは自覚しにくく、疲労が体に蓄積しやすいため注意が必要です。
【中枢性疲労】
中枢性疲労は、心理的・精神的な疲労のことです。体は動かしていないのに、長時間の会議後や上司との面接などで、ぐったりと疲れた状態になります。
中枢性疲労は、脳の疲れです。緊張や人間関係などによるストレス刺激で脳細胞がダメージを受けた状態で、体にも疲労が蓄積します。
・体のだるさ、倦怠感
・筋肉痛、関節痛
・眼精疲労
・頭痛
・耳鳴り
・不眠
・思考力、集中力の低下
・意欲がわかない、憂鬱
・イライラ
疲労が心身に蓄積すると、休養を取っても疲れが取れません。
放置すると状態が悪化し、自律神経失調症やうつ病になる人もいるため、疲れは早くに取り除く必要があります。
【睡眠時間の確保】
疲れを取るためには、しっかり眠ることが大事です。睡眠は体と脳を休め、疲労回復につながります。忙しいからと、睡眠時間を削るのはやめましょう。逆に疲労感から効率が落ち、いい成果につながりにくいため、しっかり睡眠を時間を確保しましょう。
【バランスのいい食事】
バランスの良い食生活をすることも、日々の疲れを取るのに役立ちます。栄養は健康な体を作るのに必要で、不足すると体のダメージ回復ができません。
エネルギーのもととなる、炭水化物・脂質・タンパク質・ビタミンB群・カルシウム・鉄などのミネラルもバランスよく摂取しましょう。
疲れたときは、抗酸化作用のあるビタミンA・ビタミンC・ビタミンEも意識して摂りましょう。疲れの原因となる活性酸素のダメージをやわらげるのに効果的です。
【規則正しい生活】
体内時計が乱れるとホルモン分泌などに支障が生じ、睡眠の質の低下や食生活の乱れにつながるおそれがあります。規則正しい生活でオンとオフの切り替えをし、意識して心と体を休めましょう。
睡眠・食事・運動・入浴などの時間を一定にして、生活リズムを整えることが大事です。朝は太陽の光を浴びると体内時計の周期が整います。
【体を整える】
筋肉のコリをほぐして柔軟にすると、血行が促進され、体内の疲労物質の排出がすすみます。1日のはじまり、終わり、疲労を感じたときに体をほぐしましょう。
疲労回復のセルフストレッチをご紹介します。
ご自宅でできる簡単なストレッチなので、ぜひ行ってみてください。
身体の不調などお身体のさまざまな不調について気になることがあれば、いつでもお近くのあい鍼灸院・接骨院にご相談ください。

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