座り方を変えるだけで、美しい姿勢に改善!?
2022.12.20
2025.06.24
枕が合わない
枕が合わないと出てくる症状に、痛み・コリなどさまざまなものがあります。
日常や健康に多くの影響を与えているかもしれません。
・首の痛み・コリ、肩こり
朝起きてすぐに首こり・肩こり、首まわりの痛みを感じる場合は、枕が合っていない可能性があります。枕が合わないと、睡眠中の姿勢が悪くなります。
睡眠中に不自然な姿勢が続く場合、首や肩の筋肉に力が入り過ぎてしまいます。
無理な姿勢を長時間続けることは、首の痛みや首こり、肩こりにつながります。
・頭痛
枕が合わないと、朝起きたときに頭痛が起こる可能性があります。
枕が合わないことで寝ている間の姿勢が不適切な状態になると、筋肉が緊張し、血流が悪化します。特に枕が必要以上に高い場合、あごが首を圧迫することで頭部への血流が滞りやすくなり、結果として頭部の血行不良が頭痛を引き起こしてしまうと考えられます。
・腰痛、背中の痛み
枕が合わないことによる筋肉の緊張は、腰痛や背中の痛みを引き起こす可能性があります。枕が高すぎたり、低すぎたりすると、腰椎や背骨が不自然な角度で曲げられてしまいます。さらに、首や肩における筋肉の緊張が腰の筋肉への影響を与えたり、不自然な姿勢によって腰回りや背中の血液循環が滞ったりすることも痛みの原因です。
・睡眠の質の低下
十分な睡眠時間を確保しても疲れている、寝た気がしないという場合は、枕が合っていないのかもしれません。枕が合わなければ、寝姿勢が安定せず、首や肩、腰や背中の筋肉に負担をかける可能性があります。また、首まわりで気道が圧迫されることでいびきをかき、無意識でも不快に感じて中途覚醒してしまう可能性があります。
・枕の高さ
枕が高すぎると、頭が肩よりも高すぎてしまい頸椎がまっすぐ伸びて首がつっぱった状態になります。一方で低すぎると枕が頭部のみを支える状態となり、首が支えられないため、筋肉で首を支えるしかなくなってしまいましょう。
・仰向け、横向き寝などの寝姿勢
仰向け寝のとき、首の下に枕がしっかり入り、首を支えている状態が理想です。
横向き寝の姿勢では、首と肩との間に枕がしっかり入り、首を支えている状態が理想です。横向き寝が多い人は、高めの枕が楽に感じられます。
・マットレスや敷布団などの相性
寝具枕にも相性があり、組み合わせが悪いと寝姿勢に悪影響を与えることがあります。硬めのマットレスに寝ている場合は、体がマットレスに沈みにくいため、低すぎる枕は腰に負担がかかってしまう可能性があります。
一方、柔らかめのマットレスに寝ている場合は、体がマットレスに沈み込むため、低めの枕がおすすめです。高めの枕を選ぶと、首に負担がかかってしまう可能性があります。
起きたときに熟睡感があるかどうかを確認しましょう。寝ている間、寝返りの動きや手のしびれなどで目が覚めている場合は、熟睡感もなく、枕が合っていない可能性があります。
また、起きたときに枕と頭がズレている場合、枕の下や頭の下に手を入れている場合や、自分がうつ伏せになっている場合も、枕が合っていない可能性があるでしょう。枕が合っている場合は、自然と枕に寄り添っているため、朝起きて大きくズレているようなことはなく、肩や首に違和感がないことが特徴です。
・バスタオルで高さ調整
枕が低すぎる場合、バスタオルを使うと枕の高さを調整できます。まずは枕に寝てみて、どのくらい枕を高くすればいいか見当をつけましょう。次に、適した高さになるようバスタオルをたたみます。たたんだバスタオルを枕の下に置き、寝てみて理想の高さになったかどうかを確認しましょう。高すぎる、低すぎる場合は、バスタオルのたたみ方を変えて高さを調整しましょう。
・枕と肩の位置調整
枕が合わないのは、枕と肩の位置がずれているかもしれません。横になってから、枕と肩が接しているか確認しましょう。もし、位置が離れていたら、枕を片側へずらし首をしっかり枕で支えられるよう調整しましょう。
枕は、首と肩の隙間を埋めるように置くことが理想です。頭だけを枕にのせ、首に枕がない状態では、首への負担が大きく枕が合わないと感じてしまいます。
症状に関して、疑問点等などございましたら、お近くのあい鍼灸院・接骨院までご相談ください。
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