運動不足解消にはウォーキングがおすすめ!
2022.12.06

2025.12.17
なにもないところでつまずく
年齢を重ねるにつれ、身体のバランスや筋力は少しずつ低下します。
そのままにしておくと、転倒のリスクも高まるため注意が必要です。
高齢者では、つまずいて転倒すると骨折から寝たきりになるリスクがあるため注意が必要です。
・体幹の衰え
体幹とは、胴体部分を支える筋肉全体を指し、姿勢の維持や関節の動きをサポートする重要な役割を担っています。中でも「インナーマッスル」とよばれる深層の筋肉群は、身体を安定させる働きをしています。
インナーマッスルの中でも、「腸腰筋」は太ももを引き上げる動作に欠かせない筋肉です。腸腰筋が衰えたり、固くなったりすると、歩くときに足が十分に上がらず、わずかな段差でもつまずきやすくなります。
・姿勢と骨盤の歪み
骨盤が前後や左右に傾くと、身体の重心がずれてしまい、足の運びが不自然になり、わずかな段差でもつまずきやすくなります。
特にデスクワークが多い方は、同じ姿勢を長時間続けることで筋肉のバランスが偏りやすく、猫背や反り腰などに歪みが起こりやすい傾向です。
・靴が合っていない
足に合わない靴を履き続けると、無意識に姿勢が崩れ歩行バランスが乱れてしまいます。靴のサイズや形が合っていないと、足裏でそっかり身体を支えられず、重心が偏ることで転倒やつまずきが起こりやすくなります。
特に、ヒールの高い靴やかかとが浮きやすいスリッパ、サンダルは安定感に欠け、足の筋肉への負担も大きくなります。
・正しい姿勢を意識する
頭の上から糸で引っ張られているようなイメージでまっすぐ立つと、自然と姿勢が整います。背中をしっかり伸ばし、あごを軽く引いて歩くと、身体の重心が安定しやすくなります。
デスクワークが多い方は、モニターの高さを目線と同じくらいに調整すれば、前かがみの姿勢を防げます。また、足を組む癖があると骨盤が歪みやすく、歩行バランスが崩れる原因になるため注意が必要です。
日常の姿勢を意識するだけでも、つまずきにくい身体づくりにつながります。
・合った靴を履く
靴が合っていないと足全体でバランスを取れず、正しい歩行が保てなくなります。
特に靴底が滑りやすかったり、かかとが浮きやすかったりする靴は転倒の原因になりやすいため注意が必要です。靴を選ぶ際は、滑りにくく安定して歩けるものを意識しましょう。
・筋力を上げる運動
つまずきを防ぐためには、足の筋肉を維持・向上させることが重要です。特に足首・ふくらはぎ・太ももの筋肉を鍛えることで、歩行の安定性が高まります。
おススメのトレーニングはスクワットとつま先立ちです。
・スクワット
10回を1セット×3セットを目安に行いましょう。
背中を丸めず、膝がつま先より前に出ないよう意識しましょう。
・つま先立ち
壁や椅子に手を添えてかかとの上げ下ろしを10回×3セット行うと効果が上がります。
無理のない範囲で続けると、足元の安定感が増し、つまずきにくい身体づくりにつながります。
なかなか良くならない痛みにお悩みの方は、お気軽にお近くのあい鍼灸院・接骨院にご相談ください。

料金について詳しく知りたい!