疲れが取れない原因と、疲労回復方法のご紹介。
2024.05.23

2026.07.31
夏バテと熱中症の違いとは
熱中症は、高温多湿で体温調節が破綻する「急性の病気」でめまいや頭痛を引き起こします。
一方で、夏バテは自律神経の乱れによる「慢性の不調」で全身のだるさや食欲不振を招きます。
夏バテで体力が落ちると熱中症のリスクが跳ね上がるため、両方の対策が欠かせません。
夏の高温多湿の気候によって自律神経のバランスが乱れ、疲労感・倦怠感・食欲不振・睡眠障害などの体の不調があらわれる状態をいいます。
夏には、エアコンを効かせた室内と高温多湿の室外との気温差が激しく、体温の調整を行う自律神経のバランスを崩しやすくなります。自律神経のバランスが崩れると疲労を感じやすくなり、夏バテの症状があらわれます。
夏の暑さによる体温の上昇や発汗による脱水症状によって引き起こされる、めまい・吐き気・頭痛などの症状をいいます。
人間には、体に熱がたまると発汗によって体温を下げられる機能があります。
長い時間暑い場所で、運動や作業をしていると汗が止まらなくなり、体内の水分やミネラルが排出されてしまうため、脱水症状が起こります。
・夏バテ
症状:全身の倦怠感、食欲不振、胃腸の不調、不眠、頭痛など
原因:暑さによる体温調節機能の低下、自律神経の乱れ、水分・ミネラル不足、栄養不足、睡眠不足など
緊急性:比較的軽度で、休息や食事での改善が期待できる
・熱中症
症状:めまい、立ちくらみ、こむら返り、大量の発汗、頭痛、吐き気、痙攣、意識障害など
原因:高温多湿な環境での体温上昇、体内の水分や塩分バランスの崩れなど
緊急性:緊急性が高く、重症化すると命に関わる場合がある
・こまめな水分補給
夏バテ対策において、基本となるのがこまめな水分補給です。のどが渇いてから一気に飲むのではなく、のどが渇かないように何回にも分けて少しずつ飲みましょう。
また、冷たい物や食べ物で胃腸が冷えると血流が悪くなり、消化機能の低下につながります。消化不良を繰り返すと食欲不振や胃もたれ、下痢や便秘を起こしやすくなります。
・食事の工夫
そうめんなど単品になりがちなメニューに、豚肉(ビタミンB1)やうなぎ、梅干し、レモン(クエン酸)、香味野菜(しょうが、にんにく)などをプラスすると、疲労回復と食欲増進が期待できます。
・ぬるめのお湯に浸かる
38~40℃程度のぬるめのお湯にゆっかり浸かることで、体の芯まで温まってじんわり汗をかきます。血流をよくするためにも入浴は大切です。ぬるめのお湯に浸かる副交感神経が優位になって心身ともにリラックスでき、安眠につながります。
・適度な運動と十分な睡眠
夏バテ対策には、適度な運動と質の良い睡眠も欠かせません。
運動がおっくうになりがちな夏場は、ハード過ぎず続けやすい運動がおススメです。ウォーキングやサイクリングは、早朝や夕方の比較的涼しい時間帯で水泳は水中を歩くだけでも効果があります。
また、有酸素運動を習慣的に行うことで寝つきが良くなり、深い睡眠にもつながります。良質な睡眠は免疫力を高め、疲労を回復することで夏バテ対策につながります。
・こまめな換気
湿度は50~60%くらいを保つようにしましょう。湿度が70%を超えるとムシムシと不快に感じ、夏バテしやすくなります。除湿機を使ったり、扇風機やサーキュレーターで湿気を含んだ空気を外に逃がすことも有効です。
・温度差にも気をつける
屋外では太陽を遮るかで体感温度が変わります。外出時は日傘や帽子などを活用し、直射日光や強い日差しを避けるようにしましょう。
冷えた室内では、カーディガンやショールなどの着脱可能な衣類を活用しましょう。エアコンの設定温度は、無理のない範囲で28℃を目安に設定し、扇風機などを併用して空気を循環させるのがおススメです。
頭痛や肩こり、身体の不調などお身体のさまざまな不調について気になることがあれば、いつでも当院にご相談ください。

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