健康

秋に生じる体の不調「秋バテ」の原因と対策法のご紹介。

2026.10.20

秋バテ

夏から秋にかけては、日によって気温差があるだけでなく日中と夜間の寒暖差もあり、体への負担がかかりやすくなります。
そのため、夏から秋への季節の変わり目に体の不調を感じる人が少なくありません。
秋の不調は「秋バテ」と呼ばれます。

秋バテは自律神経の乱れが原因?

・気温や気圧の変化
秋バテの主な原因は、体が気温や気圧の変化に適応しようとして自律神経が乱れることです。秋は寒暖差が大きいだけでなく、台風や低気圧などで気圧も上下しやすく自律神経が乱れやすい季節です。
自律神経には体を活動的にする「交感神経」とリラックスさせる「副交感神経」があり、体内を環境変化から一定に保とうとしています。
体温を調整することも自律神経の働きの一つです。外気温が高いときは、体内から熱を逃がすために血流を活発にし、汗をかいて熱を発散しています。
気温の変化に対応しようとして交感神経優位の状態が続くと、エネルギー消費が大きくなるため、疲れやだるさなどの症状があらわれます。
・夏の生活習慣の乱れ
夏の間の生活習慣が自律神経の乱れにつながることもあります。
暑さで眠れず睡眠不足になる、冷房に当たりすぎるなどの生活習慣があると自律神経が乱れやすくなります。また、冷たい麺類などで簡単に済ませることも多かった夏の食生活の乱れから、栄養が偏りがちになり体調を崩しやすくなってしまうこともあります。

秋バテの症状とは?

・全身の症状
代表的な症状として、だるい・すぐに疲れる、といった症状があげられます。自律神経が乱れることや日照時間が短くなりセロトニンが不足することで、よく眠れない・寝つけない、などの睡眠障害が生じることもあります。
・局所的な体の症状
交感神経優位の状態が続くことで興奮状態をつくり、頭痛・肩こり、慢性的な関節の痛みなど、局所的な体の症状が生じることもあります。胃腸の調子が悪くなることもあります。
・精神面の症状
身体面の不調の他にも、やる気が出ない、気分が憂鬱になる、などのメンタルの不調が起こることもあります。精神面の症状には、気温の変化のほか、日照時間減少による日に当たる時間の減少も影響しているとされています。

秋バテの対策とは?

・規則正しい生活
毎日一定の時間に寝起きする、朝・昼・夜の食事をきちんと摂るなど、規則正しい生活を送ることで自律神経を整えることができます。朝起きた直後には太陽の光を浴び、体内時計をリセットしましょう。
寝つきが悪い場合や、眠りが浅い場合、寝る前にスマートフォンやパソコンを使用しないようにするなど心がけましょう。
・適度な運動や入浴
適度な運動や入浴することも、自律神経を整えることにつながります。運動はウォーキングやラジオ体操など、軽く汗をかく程度のものを習慣化しましょう。
入浴は、シャワーだけではなく湯船に浸かりましょう。ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで副交感神経を優位にし、自律神経のバランスを整えることが期待できます。
また、温熱作用により血流が促されるとともに、浮力により筋肉の緊張がとれリラックス効果が高まり、疲労回復が促されます。
・バランスのいい食事
栄養のバランスが取れた食事を摂りましょう。疲労回復に効果的な玄米・豚肉・豆類などの良質なタンパク質、高エネルギーの食材の積極的な摂取を意識しましょう。また、糖質をエネルギーに変えることで疲労回復に役立つビタミンB1の摂取を意識することも大事です。
また、腸内環境を整えるために食物繊維の摂取も意識しましょう。野菜を柔らかく煮た汁物などは、食物繊維を含み消化にもいいメニューです。
他にも、内臓が冷えると胃腸の不調などが起こりやすくなるだけでなく、免疫力が低下してしまいます。冷たいものよりも温かいものを食べ、ねぎ・にら・生姜などの体を温める食材も取り入れてみましょう。
・十分な水分補給
こまめな水分補給が大事です。通常の生活を送るだけでも、1日に2.5リットルの水分を失うといわれています。食事から摂取する量と体内で生成される量は合わせて1.3リットルほどですので、全く水を飲まないと1.2リットルの水分が不足することになります。1日あたり1.5リットルを目安に水分を摂りましょう。カフェインを含むコーヒーや緑茶などは利尿作用があり水分を体から出してしまうため、水や白湯、麦茶などがおすすめです。また、内臓を冷やさないために常温か温かい飲み物を飲むように意識しましょう。

それでも、なかなか良くならない痛みにお悩みの方は、お気軽にお近くのあい鍼灸院・接骨院にご相談ください。

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