目覚めの良い朝を迎える習慣と朝活ストレッチのご紹介。
2024.06.25

2025.10.28
疲労
過度な肉体的・精神的活動や疾病によって生じる、心身の活動能力の低下状態です。この状態は、「疲労感」という不快な感覚と、休息を求める欲求を伴います。
疲労は、体からの重要な警告信号になります。無視すると健康リスクに繋がる可能性があります。
・睡眠不足
睡眠時間が足りないだけでなく、眠りが浅く、深い眠りが妨げられている可能性があります。
・栄養不足
バランスの悪い食事やダイエットによるエネルギー不足、鉄分不足による貧血などが原因になります。
・過労、運動不足
働き過ぎで体を休ませる時間が足りなかったり、運動不足で体力が低下している状態です。
・生活リズムの乱れ
食事や就寝時間が不規則だと、自律神経のバランスが崩れて血行が悪くなり、疲労物質がたまりやすくなります。
・姿勢
デスクワークなどで同じ姿勢が続くと、一部の筋肉に負担がかかり疲労の原因になります。
【肉体的疲労】
・体を動かすことによって起こる疲れやだるさ
・同じ姿勢を続けたことによる疲労
【精神的疲労】
・ストレスが要因となって起こる
【神経的疲労】
・パソコン作業などで、視神経を酷使したり脳の緊張によって起こるもの
【疲労によって起こる症状とは】
・仕事に集中できない
・思考力が低下している
・よく眠れない
・朝、疲れが残っている
・体がだるい
・頭痛がする
【睡眠】
疲労回復に一番効果があるといわれているのが十分な睡眠です。睡眠中には日中使われている脳細胞が休まり、全身の新陳代謝・疲労回復が図られます。1日に理想的な睡眠時間は6〜8時間前後とされております。
【お風呂】
入浴により深部体温が一時的に上昇し、その後下がることでスムーズな入眠につながります。就寝の2〜3時間前に、40℃程度のぬるま湯に20~30分浸かるのが効果的です。全身の血行が促進され、疲労物質の除去や栄養素の運搬がスムーズになります。
反対に42℃以上の入浴は体温の上昇は顕著に見られますが、交感神経が優位になり、寝つきが悪くなりやすいので就寝前は控えた方がいいでしょう。
【香り】
香りはリラックスを促してくれるので、生活の中にも簡単に取り入れることができます。入浴時にでも好みのアロマオイルを湯船に数滴落とすだけで香りが漂い、癒しの効果を期待できます。
【自然】
森林浴で眠気やさだるさなど身体的症状の改善や、ストレスからくるマイナスな自覚症状を下げられることが分かっています。また、マツなどの樹木から発散される成分は細菌やウイルスの繁殖といった殺菌効果だけでなく、香りからのストレス解消効果もあり、血圧低下や免疫力を高める効果も期待できます。
【食事】
バランスの良い食事を意識すると、疲労回復に欠かせないビタミンやミネラルなどの消化吸収を改善させることが期待できます。また、少量でも食事を摂ることで栄養補給だけでなく生活リズムを作ることができます。
疲れを感じているときは、内臓も同じように疲労していることが多いため、体調に合わせて消化吸収の良いものを選び、よく噛んで食べましょう。
【飲み物】
体への吸収が早く、水分補給として適している飲料を選びましょう。
十分な水分補給は老廃物を除去し、体の細胞を生まれ変わらせる効果が期待できます。お茶(ほうじ茶、麦茶、ハーブティー)やお水、お酢を水や炭酸水で割ったビネガードリンクは、酢に含まれるクエン酸を摂取することができます。
【運動】
疲労状態の体は筋肉が固まって血行が悪くなり、細胞に栄養を運べなくなったり、老廃物を排出したりすることも困難になります。体を動かすことによって、全身の血行を良くし、体内にたまった疲労物質を取り除く効果が期待されています。
疲労回復のセルフストレッチをご紹介します。
ご自宅でできる簡単なストレッチなので、ぜひ行ってみてください。
身体の不調などお身体のさまざまな不調について気になることがあれば、いつでもお近くのあい鍼灸院・接骨院にご相談ください。

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