睡眠の質を高める方法と、睡眠の質を下げる原因とは?
2025.01.14
2025.04.30
5月病
5月に入って、ゴールデンウィーク明けくらいのタイミングで生じる状態をいいます。
「気分が落ち込む」「なんとなく体調が悪い」「気力がわかない」「眠れない」「食欲がない」など、心身の症状が現れることがあります。
4月は進学や就職、転勤、異動などの変化が多く新生活が始まる時期です。環境や人間関係が大きく変わる時期であることから、適応しようと頑張ことで疲れてしまう人もいます。
緊張状態にあった精神が、ゴールデンウィークでゆるむことで疲労感がきてしまい5月病を発症する原因です。
また、新しい環境や人間関係にうまくなじめないことによるストレス、新生活が思い描いていた理想と異なることによるモチベーションの減少が原因となることもあります。
【身体的不調】
●眠れない
・寝つきが悪くなったり、途中で目が覚めてしまったり、十分に眠った気がしない。
・交感神経が過剰に働く事が原因で、自律神経のバランスが乱れているサイン。
●疲れる
・十分に休んだつもりでも疲労感が抜けず、朝起きるのがつらい。
・新しい環境でのストレスによって、エネルギーが消耗されている状態。
●食欲がない
・食事がおいしく感じられない、食べる量が減る、胃が重く感じる。
・精神的なストレスが消化器系に影響を与えることがある。
【精神的不調】
●気分が落ち込む
・原因がはっきりしないまま、気分が沈む、何をしても楽しくない。
・セロトニンなどの神経伝達物質のバランスが崩れている可能性もあります。
●なんとなく不安
・明確な理由はないが、常にソワソワして落ち着かない。
・このままで大丈夫か、という漠然とした不安感に悩まされる。
●何もしたくない
・興味関心がなくなる、趣味にも手がつかない。
・無気力感が続くと、うつ病へ進行することもあります。
●焦る
・周囲に取り残されているような気がして、焦燥感に駆られる。
・新しい環境で結果を出さなければというプレッシャーがある。
【行動の問題】
●仕事を休む
・朝起きられず、会社や学校に行けない、行きたくない。
・身体が拒否反応を起こしている状態。
●人と会いたくない
・他人との会話や交流が億劫になる。
・一人でいたいと感じる時期が増えるが、孤立か孤立が悪化要因になる。
●やる気が出ない
・何をするにも面倒くさいと感じて行動できない。
・生活リズムも乱れがちになり、悪循環に陥る。
・睡眠の質を上げ、しっかり休養する
質の良い睡眠によって、体内の修復を促す成長ホルモンが多く分泌され、疲労回復が促進されます。また、自律神経も整いストレスが軽減されます。
・リラックス法を取り入れる
緊張状態が続くと心身ともに疲弊し、環境への適応が難しくなり、通常では問題ないストレスにも耐えられなくなってしまう場合があります。
リラックス法を取り入れ、疲労を蓄積させないことが大切です。その場でできるリラックス法としては、深呼吸があげられます。呼吸を整えることで血中の酸素を増やし、筋肉の緊張を緩めるので、リラックスに効果的です。
・バランスの取れた食生活
食事はメンタルヘルスにも影響を与えます。
メンタルヘルス不調の予防には、ビタミン、ミネラル、タンパク質、DHA、EPAの摂取が重要といわれています。
・継続できる運動
ウォーキングや軽いランニングなど軽度な運動を継続的に行うことは、身体の健康だけでなく、ストレス解消につながりメンタルヘルス不調の緩和に効果的です。
・人と話す、相談する
人に話すことで、ネガティブな気持ちが和らぎ、新しい視点を得るかもしれません。仲のいい友人とのおしゃべり等は、不安を減らしたりストレスを和らげたりするホルモンであるオキシトシン、心のバランスを整えるセロトニンの分泌を増やし、心のバランスを整えます。
お身体のさまざまな不調などがありましたら、いつでもお近くのあい鍼灸院・接骨院にご相談下さい。
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