体幹トレーニングの効果と、トレーニングのご紹介。
2024.08.25
2024.04.02
肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)
肘の内側にある「尺骨神経」を傷めたことにより、小指側のしびれ、細かい作業の困難などが生じる状態を「肘部管症候群」といいます。
目次
尺骨神経が圧迫されたり、引き伸ばされたりすることで痛みが発症します。
外傷、変形性関節症、尺骨神経脱臼、ガングリオンなどの腫瘍、関節リウマチなどの疾患などが原因になります。また、原因不明の突発性のものもあります。
肘の内側のあり、尺骨神経の通り道になっている肘部管の中で尺骨神経が圧迫牽引され、麻痺を引き起こします。尺骨神経は手の小指の感覚と手の中の筋肉を動かす神経です。麻痺の進行度合いにより症状は異なります。
初期段階は、小指と薬指の一部にしびれ・痛みを感じます。尺骨神経は手のひら側の指と、甲側の両方に通っているため指全体がしびれるのが特徴です。
肘から手首までの広い部分の内側に痛みを感じることもあります。
進行すると手の筋肉がやせ、小指と薬指の変形が見てわかるようになります。箸が使いずらい、小銭がつかみずらいなどの細かい動きができにくくなります。
・親指、人指し指、小指を開いたり閉じたりする筋肉が痩せる
・小指、薬指の麻痺や変形
・握力の低下
・箸や鉛筆を使うなど細かな作業が困難
・テニス・野球・柔道など肘に負担がかかるスポーツをしている
・長時間の運転
・加齢による肘の骨の変形
・骨折・脱臼などの外傷による肘の骨の変形
・力仕事など手・肘を酷使する仕事
・腫瘍(ガングリオン)などによる圧迫
・交通事故によるケガ
肘部管症候群の予防にはセルフストレッチが必要です。
ご自宅でできる簡単なトレーニングをご紹介します。
肘部管症候群のある人は、神経の傷みを進行させないために肘を使う動作や、肘を深く曲げ続けるような動作はなるべく減らす工夫をしましょう。
症状に関して、疑問点等などございましたら、お気軽に、あい鍼灸院・接骨院までご相談ください。
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