まぶたが痙攣する原因と対処法のご紹介!
2023.03.07
2025.04.30
背中がつる
「つる」とは、痛みとともに筋肉が痙攣を起こして収縮したままになり、動かせなくなる状態をいいます。
特に、背中につるような急激な痛みが発症した状態を「ぎっくり背中」とよぶことがあります。
・筋肉疲労
体の使いすぎによって疲れがたまると、筋肉の柔軟性が低下していきます。
固くこわばり筋肉の伸び縮みがスムーズに行えなくなることで、背中がつってしまいます。スポーツや肉体労働による体の酷使はもちろん、デスクワークなどで運動量が少なめの方も無関係ではありません。同じ姿勢を維持するのも筋肉には強い負荷がかかっているため、疲労の蓄積からつりやすい状態となってしまいます。
・体の冷え
体が冷えると血管が収縮して、血液の流れが悪くなります。血液量が減少することで筋肉をスムーズに動かせなくなった結果、背中が急につってしまう可能性が考えられます。冬の時期に限らず、室内がエアコンで冷えがちな夏も、体を冷やして背中の筋肉が固くこわばることがあります。
・水分、ミネラル不足
水分やミネラルが不足していると、神経の働きを正しく制御することができず、筋肉が過剰に収縮してしまう場合があります。
スポーツで汗をかいた際は、水分、ミネラルが大量に体外に排出されるため、筋肉がつりやすくなります。
また、睡眠中も背中がつりやすくなります。寝ている間は、自身が思っている以上に汗をかいて水分やミネラルを失っています。
・ストレス
ストレスは自律神経のバランスを崩す原因のひとつです。活動的な状態になる交感神経を優位にさせます。背中の筋肉は直接脳から神経に繋がっている部分なので、自律神経のバランスの崩れによる影響が大きく、筋肉が収縮した緊張状態が続いてしまいます。
さらに交感神経には血管を収縮させて血流を悪化させる働きもあるので、ストレスで交感神経が優位になると血行不良によって背中のつりが起こりやすくなってしまいます。
・痛めた直後は安静
筋肉がつってすぐのときは、痛みが出る姿勢や動作は避けてなるべく安静にしましょう。また、痛みが悪化するおそれがあるため、ストレッチも控えるようにしましょう。
患部の状態にもよりますが、安静にしていれば2〜3日以内には炎症と痛みは徐々に引いていきます。
・炎症があれば冷やす
痛みとともに患部に炎症の熱を持っている場合は、氷嚢や保冷剤などを当ててアイシングしてください。冷却によって炎症や痛みを抑える効果が期待できます。
一度の冷却時間は10分間が目安で、熱感が戻るようであれば再度アイシングを行いましょう。
・湿布を貼る
痛みが強く日常生活にも支障がせてしまう場合は、患部に湿布を貼りましょう。湿布に含まれる消炎鎮痛成分が働き、痛みを鎮める作用があります。
しかし、湿布は一時的に痛みを抑えているにすぎません。痛みが軽くなったからといって急に体を動かすことはなるべく控えましょう。
・血流を改善
熱感や強い痛みが引いてきたら、ホットパックやカイロなどを当てて体を温めましょう。温めることで血流が促され、筋肉の緊張もほぐれていきます。
また、炎症が引いた慢性期においては入浴も症状の改善に効果的です。38~40℃ほどの湯船にゆっくり時間をかけて浸かりましょう。
・ストレッチで筋肉を伸ばす
痛みが引いて体を無理なく動かせるようになったら、背中のストレッチを行いましょう。ストレッチを行うことで筋肉の緊張が緩和し、血行も良くなっていきます。
お身体のさまざまな不調などがありましたら、いつでもお近くのあい鍼灸院・接骨院にご相談下さい。
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