お正月太りに効果的、体質を変える「体質改善」ファスティング方法のご紹介
2023.01.07

2025.12.08
免疫力-めんえきりょく-
体内に侵入したウイルスや細菌などの病原体から、体を守る力のことです。
この力は、免疫システムが正常に働く事によって維持されます。
低下すると、感染症にかかりやすくなります。
・自然免疫
生まれながらに備わっている、からだが自然に反応する最初の免疫です。
唾液や耳垢、皮膚、粘膜、くしゃみ、涙、腸内細菌なども自然免疫のひとつです。
からだの中にウイルスや細菌などが入ってくると、その侵入者に攻撃をします。白血球の中のマクロファージや好中球、ナチュラルキラー細胞などの免疫細胞が主に活躍しています。
・獲得免疫
同じ種類の侵入者が再びた体内に侵入すると、過去の感染の経験やワクチンの接種により免疫を記憶し、すでに記憶されている免疫がすぐに反応します。
抗原を見分け、記憶することで同じ抗原に出会ったときに排除できる仕組みです。感染した際に症状を軽くしたり、感染を防ぐことができ、適応免疫ともよばれています。獲得免疫の免疫細胞は、主に白血球の中のT細胞やB細胞などのリンパ球です。
・冬の季節
体温が下がることで免疫細胞の働きが低下し、免疫機能が下がります。冬は体が冷えやすく、体温が下がりやすくなります。体温が低下することで、免疫に関わる腸の働きもダウンします。
また冬は、空気が乾燥するため自然免疫である粘膜も乾燥しやすくなります。そのことでウイルスが活性化する低温乾燥とよばれる条件が揃い、免疫力が弱まります。
・不規則な生活
免疫細胞や抗体は、タンパク質を中心に様々な物質から出来ており、バランスよく栄養素を取ることが大切です。
また、睡眠不足は体内時計を狂わせ、免疫力低下を招きます。
偏った食生活や睡眠不足は肥満につながりやすいとされ、内臓脂肪型肥満は免疫老化を招くともいわれています。冬の時期は、寒さで活動量が減りやすくなるため、太りやすい季節なので注意が必要です。
・加齢
加齢により免疫細胞は老化し、免疫機能が低下します。免疫力は20代をピークに40代ではその半分まで低下するといわれています。
・ストレス
過度なストレスを受けることで自律神経のバランスが崩れ、免疫力は低下します。過度なストレスを受けている人は、そうでない人に比べて免疫物質の分泌が低下することが分かっています。
・乾燥させない
冬は空気が乾燥しやすいです。水分摂取やうがい、マスク着用でのどを保湿しましょう。室内では加湿器や濡れタオルなどで空気の乾燥を防ぎましょう。
・体を温める
体温が低いと免疫細胞の活動性が低下するため、体を温めることも大切です。
マフラーや手袋、腹巻などを使用すると冷えにくくなります。マフラーや手袋は、出かける前の室内で着用しましょう。
また、お風呂ではシャワーだけにせずゆっくり湯船に浸かりましょう。
・腸内環境を整える
免疫細胞の多くが腸に集中しているため、腸内環境を健康に保つことが重要です。発酵食品などを積極的に摂りましょう。
排便のリズムを整えるために、朝食を摂ることや早寝早起き、適度な運動も心がけましょう。
・適度な運動
適度な運動は免疫力を高めることに効果的です。運動することで体温の上昇や肥満予防にもつながります。また、筋肉は身体の熱生成を行うため体温を上昇させます。入浴後、血流がよくなっている状態でストレッチなどを行うと効果的です。
・睡眠の質を高める
朝は決まった時間に起きる、寝酒をしない、寝る前にスマホやテレビの光を浴びないなどがあります。また、湯船に浸かることや適度な運動は睡眠の質を上げることにも効果があります。
・ストレスをためない
過度なストレスは免疫力を低下させます。前向きな気持ちで過ごすことや、無理をせず休むことが大切です。自分の好きなことをしたり、好きなものを見たりして楽しみましょう。
免疫力が下がると、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなり、口内炎や肌荒れ、疲れやすさといった不調が起こりやすくなります。
さらに、がんや自己免疫疾患などより重い病気のリスクを高める可能性もあります。
それでも、なかなか良くならない痛みにお悩みの方は、お気軽にお近くのあい鍼灸院・接骨院にご相談ください。

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