反り腰に効果的!正しい姿勢と座り方のご紹介。
2023.10.19
2024.07.23
足のむくみ
足のむくみは一般的に、立ち仕事の人に多い症状ですが、デスクワークの人にもよくみられます。
どちらも同じ姿勢を続けることで、足の組織液(水分を含む血液、リンパ液など)の循環が悪くなり、細胞のすき間などに水分が停滞するからです。
・長時間同じ姿勢でいる
立ち仕事・デスクワークなど、長時間同じ姿勢の状態でいるとふくらはぎの動きが少なくなり、筋肉の収縮作用によるポンプ機能がうまく動かなくなります。そのため、足の血液が心臓に戻りにくくなり、うっ滞して「むくみ」になります。
・運動不足による筋力の低下
運動不足によりふくらはぎの筋力低下がみられると、足からの血液を心臓に送り戻すポンプ機能が悪くなり、「むくみ」やすくなります。
・身体の冷え
身体が冷えると、血の巡りが悪くなり水分の巡りも十分ではなくなります。
身体の水分がリンパ管や血液中から漏れ出し、それが溜まることで「足のむくみ」につながります。
・合わない靴を履いている
ハイヒールや合わない靴を履くことで足のむくみを促進させて、足に大きな負担になっていることもあります。
・椅子の高さがあっていない
床から足が浮いているなど、合わない椅子で長時間のデスクワークは足のむくみを促進させてしまいます。
・塩分の摂りすぎ
味の濃い、塩分の高い食べ物を摂りすぎると「むくみ」の原因になります。塩分には、水分を抱え込む性質があり余分な水分をうまく排出できず、身体の中に留まってしまいます。
・アルコールの摂りすぎ
アルコールは、飲み過ぎると身体の水分が失われ血液濃度が高くなります。身体は危険を回避するため、血管内に水分を取り込み血液濃度を低くしようとします。このときに取り込んだ水分の一部が、「むくみ」になります。
・体温調節不足
エアコンで温度変化のない環境で過ごしていると、体温を調節する発汗などの自律神経の働きが鈍くなり、水分代謝が低下し「むくみ」の原因になります。
・女性特有のむくみ
女性は男性より筋肉量が少ないため、足がむくみやすい傾向にあります。筋肉量が少ない女性は、心臓に向かって血液を押し戻す働きが弱いです。
また、妊娠・生理など、ホルモンの影響で「むくみ」が出やすいといえます。
【水分・塩分を適度にとる】
水分を必要以上に多く摂取すると、体内の水分量が増えます。また、塩分をたくさんとると、身体が塩分濃度を薄めようとして体内に水分を溜め込むようになります。
【カリウム・ビタミンEをとる】
カリウムは身体の塩分や、余分な水分を排出する効果があります。
ビタミンEは、血行を促進して筋肉を活性化させます。
・カリウムを多く含む食品
アボガド、バナナ、もも、りんご、ひじき、昆布、ほうれん草、じゃがいも、納豆など
・ビタミンEを多く含む食品
アーモンド、ピーナッツ、アボカド、抹茶、かぼちゃ、ほうれん草、赤ピーマン、卵、たらこ、いわし、しそ、ごまなど
【運動】
ウォーキングや階段の上り下りなどで、筋肉を鍛えポンプ機能を働かせることが大事になります。
【身体を冷やさない】
身体が冷えていると、毛細血管の血液循環が悪くなるため「足のむくみ」の原因になります。デスクワークが多い方は、エアコンの冷風が直接足にあたらないようにしましょう。また、入浴もシャワーですませず、ゆっくり湯船につかりましょう。
【十分な休息】
睡眠時には横になり、十分な休息をとることが大事です。身体を横にすることで循環する血液量が増えます。すると腎臓への血液量も増え、余分な水分を尿として排出できるため「むくみ」が軽減します。
・むくみによる悪影響
むくみによる、しわ・たるみは真皮の下にあるコラーゲンなどの弾力繊維を、むくみの影響で伸ばしてしまい、しわ・たるみになってしまう場合があります。
むくみを改善するためにはセルフストレッチが大切です。
ご自宅でできる簡単なストレッチをご紹介いたします。
お身体のさまざまな不調などがありましたら、いつでもお近くのあい鍼灸院・接骨院にご相談下さい。
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