巻き肩になる原因と、予防法ストレッチのご紹介!
2023.04.11
阪急高槻市駅院
中井 良祐(施術歴:5年)
2021.08.04
坐骨神経痛-ざこつしんけいつう-
お尻から下肢にかけて、痛みやしびれが続く症状を「坐骨神経痛」と言います。
坐骨神経痛は、中高年の方に多く見られ、お尻・太もも・すね・ふくらはぎ・脚、にかけて鋭い痛み、しびれるような痛み、また、ふくらはぎのハリ、冷感や灼熱感、締めつけ感などの症状があらわれます。
このような症状は脚の一部分だけに強く感じることもあれば、脚全体に強く感じることもあります。
□おしりから下肢にかけて痛みがある
□長い時間立っているのがツライ
□腰を反らすと下肢に痛み・しびれを感じる
□おしりの痛みが強く、座り続けることが困難
□身体をかがめると痛みが強くなる
坐骨神経痛を引き起こしている、主な原因としては、腰椎疾患があります。
「腰部脊柱管狭窄症-ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう-」と「腰椎椎間板ヘルニア-ようついついかんばんヘルニア-」が主な原因と言われています。
●腰部脊柱管狭窄症による場合
50歳以上の中高年に多い症状。
もともと脊柱管が狭い人は30~40代で症状が出る場合もあります。
原因:
加齢により脊柱管が狭くなることで神経根(脊髄から左右に枝分かれする細い神経)や馬尾(脊髄の下端にみられる脊髄神経の束)を圧迫し、坐骨神経痛が引き起こされます。
痛みの特徴:
体をそらせると脊柱管がさらに狭くなり、神経などを圧迫します。
高いものを取る、腰をひねる、背筋を伸ばす、などの動作は痛みが出たり強くなるのが特徴です。前かがみになると脊柱管が広がるため自転車の運転・靴下をはくなどの動作は楽に行えます。
●腰椎椎間板ヘルニアによる場合
20代が最も多く、次に30~40代、10代と若い人に多い症状。
原因:
椎間板がつぶれて飛び出すことで、腰椎の神経を圧迫し、坐骨神経痛が起こります。
痛みの特徴:
前かがみになると痛みが出やすく、あぐらや横座り、中腰の動作、猫背姿勢、などは負担が大きく、椎間板が飛び出しやすくなり、痛みが出ます。
●筋肉の衰えが原因の場合
筋肉の中でも最も衰えが早いのは、下肢の筋肉になります。上肢や体幹よりも早く、大きく減少していきます。
比較軽症の坐骨神経痛の場合、おしりの筋肉の衰えが原因になっていることがわかっています。
【おしりの筋肉の役割】
・坐骨神経を保護する
・坐骨神経に栄養を供給する血管を守る
・坐骨神経を冷えから守り血流を維持する
などの役割があり、軽度の坐骨神経痛であれば筋肉をつけることである程度改善することができます。
坐骨神経痛の予防にはストレッチが必要です。
ご自宅でできる簡単なトレーニングをご紹介します。
坐骨神経痛は、生活習慣を見直すことで、予防や再発防止につながります。
以下のことに気をつけ過ごしてみましょう。
【正しい姿勢】
足を組まずに座り、均一にお尻に負荷がかかるようにしましょう。
【冷え防止】
腰・足の冷えは、坐骨神経痛の悪化要因になります。
【肥満】
体重が増加すると、腰に負担がかかります。適度な運動を心がけましょう。
症状に関して、疑問点等などございましたら、お気軽に、あい鍼灸院・接骨院 阪急高槻市駅院までご相談ください。
https://www.ai-medical.co.jp/clinic/takatsuki/
また、お近くの院でもお気軽にご相談ください。
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